知覚過敏とは

~歯の豆知識~

冷たい飲み物を飲んだり、歯ブラシが歯の根元に触れたりして、ピリッと痛みを感じたことありますか? いわゆる知覚過敏かもしれません。知覚過敏は、初期の虫歯の症状によく似ています。

歯は外からエナメル質、象牙質、その中の神経や毛細血管のある空間の3重構造になっています。 お菓子の「キノコの山」をイメージしていただければよいかもしれません。

外のチョコの部分がエナメル質、それ以外のクッキーの部分が象牙質です。実際の歯はクッキーの中にさらに空洞があるとイメージしてください。キノコの軸の部分にあたる歯の根は、健康な場合、大部分が歯茎や顎の骨に埋まっています。

加齢や、歯周病、歯ぎしりなど歯茎にダメージがあると、歯肉が退縮して歯根が露出して象牙質がむき出しになってしまいます。 エナメル質はとても硬い結晶体なので、触れたりしても通常は痛みを感じません。それに対して象牙質は、神経に通じる敏感な組織であり、温度刺激や、触覚により痛みを感じたりします。

「キノコの山」でいうとチョコが欠けて中のクッキーが見えた状態が虫歯。もともとの軸の部分のクッキーの症状が知覚過敏。
「しみる」、「痛い」という感覚は、体の大切な機能の一つです。体からの大切なシグナルかもしれません。心配な時は、早めに歯医者へご相談ください。