ニュースでは、九州から東北にかけて、スギ花粉の飛散がピークを迎えている、とのこと。 鼻はズルズル、目はショボショボ。 これからもしばらく、つらい日々が続きそうです。
花粉症やアレルギー性鼻炎の内服薬には、主に抗ヒスタミン薬が用いられます。 抗ヒスタミン薬は、第1世代抗ヒスタミン薬と第2世代抗ヒスタミン薬に分類されます。
第1世代のものは、抗アセチルコリン作用という効果により、副作用としてドラママウス(口腔乾燥症状)を引き起こしやすいのです。 一方、第2世代のものにはドライマウスを生じにくいものもあります。 お薬の詳しい副作用については、医師や薬剤師にご相談ください。
また、花粉症やアレルギー性鼻炎による鼻詰まりのため、口呼吸になってしまい、乾燥したり粘ついたりして、いつも口の中が不快でしょうがない。何か良い対策は?患者さんからそんな相談を受けたことがあります。
就寝中の深夜は、一日の中でも特に唾液の分泌量が低下します。そのため、鼻詰まりによる口呼吸で、あまりに口の中が乾いてしまい早朝に目が醒めてしまう、という方もいらっしゃるそうです。
ドライマウス(口腔乾燥症状)が続くと、お口の中の自浄作用が低下してしまい、有害な細菌が増えてしまいます。 その結果、揮発性硫黄化合物と呼ばれるガスが発生しやすくなり、いわゆる口臭の原因になります。
さらにドライマウスが進行すると、舌がピリピリ痛い、味覚が変、食事がしにくいなど、日常生活に支障をきたすこともあります。
これからもしばらくは、日本中を飛び交う花粉に振り回されそうです。 しかし花粉症に伴う不快な症状の中には、微力ですが歯科でも対処できることもあるかもしれません。そんな時は、ご相談ください。