みなさん、マウスピースを使ったことありますか。 最近急速に普及してきたマウスピース矯正や、顎関節症の治療、食いしばりや歯ぎしり対策、ホームホワイトニング、噛み合わせの調整、睡眠時無呼吸症候群の治療、さらにはスポーツ用のマウスガードなど、歯科用マウスピースは様々な目的や用途で使用されています。
ところが最近、「外したマウスピースを置いていたら、ペットのワンちゃんに噛まれて壊されてしまった」というお話を、何人かの患者さんから伺いました。 もちろん、ワンちゃんに全く罪はありません。
話によると、透明で光沢のあるマウスピースに以前から興味を示していたワンちゃんが、うっかり手の届く場所に置かれていたのを見つけ、目を離した隙にガリガリと、、、。
人間よりもはるかに鋭い嗅覚を持っているため、マウスピースに付着していた食べ物のにおいを敏感に感じ取り、口にしてしまった可能性もあります。 また、日ごろから飼い主さんが口に装着している様子を見て、「自分も食べられるものかも」と感じたのかな? もしかすると形状から、蝶やトンボのような羽のある昆虫に見えたのかも。
ちょうど良い歯ごたえと噛み心地だったのか、あっという間にボロボロの無残な姿に、、、。 幸いにも、特殊な合成樹脂で作られていて、変形してもバラバラにはならず、飲み込めるようなサイズでもないため、誤飲などの事故には至りませんでした。
愛するワンちゃんのためにも、是非ともマウスピースの取り扱いにご注意を。 ワンちゃんのかわいらしい瞳は、実はあなたのお口の中にある“透明な物体”に興味津々なのかもしれませんね。